ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2024.2.9 07:05日々の出来事

「歌謡曲を通して日本を語る」の実験はうまくいっている。

現在「愛子天皇論」を連載中だが、昨日完成した
『ゴー宣』(2月27日発売)で、よしりんバンドが
初登場する。
チェブリンも漫画のキャラとして暴れることになる。

昨日、横浜LIVEの応募者の理由で紹介した女性の
文章は、「まいこ」さんではなく、「コバティ」さん
らしい。カレーせんべいのサイトに載っていた。
「コバティ」「まいこ」「リカオン」さんが、「歌謡曲」
の見事な感想を書いてくれる常連か?

横浜LIVEの応募者を見ると、今までとは違う全く
新しい傾向が見られる。
初期に「ゴー宣道場」に参加して以来、ずっと来な
かった人が応募していたり、九州から来る人が2名も
いたり、まったく新規の人がいたり、「ゴー宣DOJO」
では動かなかった人たちが、今回は動く気配だ。

これは「歌謡曲を通して日本を語る」をわしが始めた
趣旨にピッタリ一致している。
全く新しい挑戦に、最初に反応してくれる感度の高い
人たちだ。
「啓蒙」よりも「常識」の掘り起こしのためには、
「エンタメ」で日本人の経験値を呼び起こす方がいい
というわしの考えはやはり間違ってない。

知識も情報も要らないのだ。特に天皇問題に関しては
情感がなければ話にならない。
「知識」と「屁理屈の繋ぎ合わせ」の差が分からない
者だらけなのだから。

「歌謡曲を通して日本を語る」は歌謡曲が内包する
歴史感覚を通して、日本人の魂を回復するという
壮大な実験である。
「横浜LIVE」は3週間後だ。
チェブリンはピアノの猛特訓をしている。

わしも横浜でぶっ倒れる覚悟をしておかねばならない。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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